中国チェーン事業の収益性低下と減損
FY2016に初出。4回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019。直近の記載はFY2026。
椿本チエインがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より7年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。8社中3社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「中国の連結子会社である椿本鏈条(天津)有限公司において、チェーン事業の収益性が低下していること等、現在の中国における事業環境ならびに今後の見通しを勘案し、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
中国チェーン事業の収益性低下が再び減損として発生し、建物等・機械装置等・ソフトウエア合計427百万円を計上した。 - 2026-05-13顕在化業績予想の修正
「また、当社の連結子会社である椿本鏈条(天津)有限公司(所在地:中国天津市)が保有するチェーン事業に係る有形固定資産および無形固定資産について、固定資産の収益性および回収可能性を検討した結果、回収可能価額は正味売却価額と判断し、帳簿価額を減額する減損損失 4 億 27 百万円を計上いたしました。」
中国チェーン事業の収益性低下・減損損失リスクについて、天津子会社のチェーン事業資産に係る減損損失427百万円が実績化した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「中国の連結子会社である椿本鏈条(天津)有限公司において、チェーン事業の収益性が低下していること等、現在の中国における事業環境ならびに今後の見通しを勘案し、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。減損損失の金額 建物及び構築物0百万円 機械装置及び運搬具38百万円 工具、器具及び備品31百万円 合計69百万円」
中国チェーン事業の収益性低下が、FY2019に69百万円の減損損失として再び実績化している。 - FY2016初出有価証券報告書
「中国の連結子会社である椿本鏈条(天津)有限公司において、チェーン事業の収益性が低下していること等、現在の中国における事業環境ならびに今後の見通しを勘案し、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(1,718百万円)として特別損失に計上したものであります。」
中国事業環境と収益性低下が実際の減損損失として発生した事実を記載している。