受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスク
FY2021に初出。12回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
日本ギア工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。7社中3社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに8社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「前事業年度の評価損の金額は75,663千円であり、当事業年度の評価損の金額は77,503千円(前期の棚卸資産評価損は277,115千円、当期の棚卸資産評価損は354,618千円)であります。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価リスクが引き続き実績化し、棚卸資産評価損は前期の277,115千円から354,618千円へ増加した。将来の需要や仕様変更等による追加評価損の可能性も継続している。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「前事業年度の評価損の金額は△88,366千円であり、当事業年度の評価損の金額は75,663千円(前期の棚卸資産評価損は201,451千円、当期の棚卸資産評価損は277,115千円)であります。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価リスクが実績化し、棚卸資産評価損は前期の201,451千円から当期277,115千円へ増加した。将来の需要や仕様変更等により追加評価損が発生する可能性も継続している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「前事業年度の評価損の金額は△30,549千円であり、当事業年度の評価損の金額は△88,366千円(前期の棚卸資産評価損は289,817千円、当期の棚卸資産評価損は201,451千円)であります。」
受注生産に伴う需要急変・仕様変更による棚卸資産評価リスクについて、当事業年度にも201,451千円の棚卸資産評価損が発生した。前事業年度の289,817千円からは減少しているが、リスクは引き続き実績化している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
受注生産に伴う余剰・滞留在庫の評価損リスクを含む既存リスクについて、重要な変更はないと記載している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「前事業年度の評価損の金額は△68,248千円であり、当事業年度の評価損の金額は3,318千円(前期の棚卸資産評価損は317,048千円、当期の棚卸資産評価損は320,367千円)であります。」
受注生産に伴う需要急変・仕様変更による棚卸資産評価リスクについて、当事業年度にも3,318千円の評価損が計上された。将来の使用見込み等の変化による追加評価損の可能性も記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社は、国内及び海外において、顧客の仕様に合わせた受注生産を主としております。当社は棚卸資産の適切な管理を行っておりますが、需要の急変や、仕様の変更によっては余剰在庫、滞留在庫として残り、その結果正味売却価額と取得原価を比較して正味売却価額が取得原価を下回っている場合、また、営業循環過程から外れた滞留等の棚卸資産については、過去実績及び使用予測等に基づいて規則的に帳簿価額を切り下げる評価減を実施する事としております。」
受注生産における需要急変・仕様変更による余剰在庫や滞留在庫の評価損リスクを独立して記載している。当事業年度には棚卸資産評価損317,048千円を計上し、将来追加の評価損が発生する可能性も示している。