国内市場依存と国内外競合による受注競争リスク
FY2018に初出。8回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q3。
澁谷工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。53社中28社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「切断加工機は金属加工業界における国内需要の低迷により減少したものの」
国内市場や顧客設備投資への依存に関するリスクが、金属加工業界の国内需要低迷による切断加工機の減少として実際に表れている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「その結果、売上高は574億10百万円(前期比10.9%増)となりましたが、損益面については、原材料の価格上昇が継続する中、一部の海外向け大型プラントで欧州の競合メーカーとの熾烈な価格競争が生じたことから、営業利益は71億66百万円(前期比32.2%減)となりました。」
海外向け大型プラントについて、原材料価格上昇下で欧州競合との価格競争が続き、増収でも営業利益が減少している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「その結果、売上高は397億14百万円(前年同期比9.4%増)となりましたが、損益面については、原材料の価格上昇が継続する中、一部の海外向け大型プラントで欧州の競合メーカーとの熾烈な価格競争が生じたことから、営業利益は53億23百万円(前年同期比27.7%減)となりました。」
前四半期に続き、原材料価格上昇下で海外向け大型プラントの欧州競合との価格競争が生じ、増収でも営業利益が前年同期比27.7%減少している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「その結果、売上高は249億10百万円(前年同期比10.3%増)となりましたが、損益面については、原材料の価格上昇が継続する中、一部の海外向け大型プラントで欧州の競合メーカーとの熾烈な価格競争が生じたことから、営業利益は25億13百万円(前年同期比42.9%減)となりました。」
前四半期に続き、海外向け大型プラントで欧州競合メーカーとの価格競争が生じ、原材料価格上昇も続くなか、増収でも営業利益が42.9%減少している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「その結果、売上高は107億43百万円(前年同期比14.8%増)となりましたが、損益面については、原材料の価格上昇が継続する中、一部の海外向け大型プラントで欧州の競合メーカーとの熾烈な価格競争が生じ、採算割れが生じた結果、営業利益は5億73百万円(前年同期比62.1%減)となりました。」
国内外の競合メーカーとの受注競争リスクについて、一部の海外向け大型プラントで欧州競合との価格競争が生じ、採算割れと営業利益62.1%減として実際に表れている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループはパッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業の3つの事業で構成されており、すべての事業において顧客の設備投資動向の影響を受けます。また、顧客の中には製薬業界や医療機器業界など法的な規制を受ける業界もあります。」
顧客設備投資、経済・市場環境、法的規制の変化が業績に影響するリスクと、3事業による相互補完体制を再掲している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「すべての事業において顧客の設備投資動向の影響を受けます。また、顧客の中には製薬業界や医療機器業界など法的な規制を受ける業界もあります。3つの事業における業績の変動要因はそれぞれ独立しており、それぞれの事業の業績を相互に補完できる体制となっておりますが、経済情勢や市場環境の急激な変化、各業界における法的規制の変更など、予期せぬ外部環境の変化が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
顧客設備投資、経済・市場環境、法的規制の急変が業績に影響するリスクと、3事業による相互補完体制を記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「当社グループの製品の販売は、その約70%が日本国内市場向けであり、販売は民間の設備投資の動向に大きく左右されます。そのような環境の中で当社グループは、国内外の競合メーカーと熾烈な受注獲得競争を行っており、取引条件などによっては、業績に悪影響を与える可能性があります。」
販売の約70%が国内市場向けで、民間設備投資と国内外競合との受注競争が業績に影響する可能性を記載している。