スマートフォン・タブレット市場の成長鈍化と受注延期
FY2016に初出。11回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
北川精機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに1社。
- FY2026削除有価証券報告書
「IT産業は、製品市場が循環的に大きく変動し、しかも世界中が同じ状況となる関係で過去において振幅の大きな好況・不況を繰り返してきました。」
FY2026では、スマートフォン・タブレット市場の成長鈍化や受注延期という個別リスクは記載されず、より広いIT産業の設備投資循環リスクとして整理されている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「また、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響が社会に不確実性をもたらす状況は現在も継続しておりますが、その中で労働・教育・医療の分野におけるリモート技術の活用など、従来なら何年も掛かったであろうDXやIoT化の動きが急速に進みつつあり、プリント基板関連装置メーカーである当社にとって息の長い成長機会も現出しております。」
新型コロナウイルス感染症による不確実性を認識しつつ、リモート技術、DX、IoT化の進展を長期的な成長機会として再掲している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「また、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響が社会に不確実性をもたらす状況は現在も継続しておりますが、その中で労働・教育・医療の分野におけるリモート技術の活用など、従来なら何年も掛かったであろうDXやIoT化の動きが急速に進みつつあり、プリント基板関連装置メーカーである当社にとって息の長い成長機会も現出しております。」
新型コロナウイルス感染症による不確実性を認識しつつ、リモート技術、DX、IoT化の進展をプリント基板関連装置の成長機会として再掲している。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「また、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響が社会に不確実性をもたらす状況は現在も継続しておりますが、その中で労働・教育・医療の分野におけるリモート技術の活用など、従来なら何年も掛かったであろうDXやIoT化の動きが急速に進みつつあり、プリント基板関連装置メーカーである当社にとって息の長い成長機会も現出しております。」
スマートフォン市場の成長余地が限定的との従来認識に加え、リモート技術、DX、IoT化の進展をプリント基板関連装置の長期的な成長機会として示している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「今後3年間において、スマートフォンは量的主役は譲らないものの、一時的な盛衰とは別に伸び代が限定的である傾向に変わりはないものと思われます。」
スマートフォン市場について、主要市場としての位置を認めつつ、成長余地が限定的であるとの見通しを明示した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「スマートフォン分野は当面主要な位置を占めるものの、自動車分野における自動運転をはじめとする技術革新、AI・IoT時代の到来、次世代通信5Gの本格稼働などにより、新たな成長機会が表れるものと考えております。」
スマートフォン分野を主要市場として残しつつ、自動車、AI・IoT、5Gなどの成長機会を強調している。 - FY2018後退有価証券報告書
「プリント基板業界における構造変化が一層進み、スマートフォン分野は当面主要な位置を占めるものの、自動車分野における自動運転を始めとする技術革新、IoT時代の到来、次世代通信5Gの本格稼動などにより、新たな成長機会が現れるものと考えております。」
スマートフォン分野の成長鈍化・受注延期への直接的な記載はなく、スマートフォンを主要分野として残しつつ、自動車、IoT、5Gなどの成長機会を強調している。 - FY2017後退有価証券報告書
「主要製品のタブレット・スマートフォン端末関連企業向けプリント基板成形用プレス装置に加え、自動車部品製造・樹脂成形装置等においても営業を強化したことにより、多様な受注を国内外共に獲得することができました。」
スマートフォン市場の成長鈍化や受注延期への直接的な記載はなく、他分野での受注獲得と事業多様化を中心に記載している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「主要製品はタブレット・スマートフォン端末関連企業向けプリント基板成形用プレス装置ですが、自動車部品製造・樹脂成形装置等においても営業を強化したことにより、多様な受注を国内外共に獲得することができました。」
スマートフォン・タブレット関連製品を主要製品としつつ、他分野の営業強化で受注を多様化している状況を再掲している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「主要製品のタブレット・スマートフォン端末関連企業向けプリント基板成形用プレス装置について、スマートフォン市場での一部製品の成長鈍化傾向の影響が見受けられるなか、自動車部品製造・樹脂成形装置等について営業を強化したことにより多様な受注の獲得につながり、受注は堅調に推移しております。」
スマートフォン市場の一部製品で成長鈍化の影響が引き続き見られる一方、他分野の営業強化により受注は堅調に推移した。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「スマートフォン・タブレット市場におきましては、これまで成長を牽引してきた中国市場の成熟化や新興国・北米・欧州市場の減速により、市場全体の成長が鈍化傾向にあり、当社の産業機械事業を取り巻く環境は厳しい状況となりました。」
実績欄ではスマートフォン減産により受注の中止・延期が発生し、産業機械事業の売上高は前期比8.0%減。