巨額のれんに伴う減損リスク
FY2017に初出。21回の記載のうち13回が「再掲」。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。12社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに16社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
のれん残高が946億91百万円と大きい状態にある中、FY2027中間期には重要な資産の減損兆候がないと再確認している。 - FY2026再掲有価証券報告書
「また、2026年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを947億円計上しており、総資産の55.7%を占めております。事業収益性が低下した場合等にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
巨額のれんリスクは継続しており、残高947億円、総資産の55.7%を開示している。一方、当連結会計年度の減損テストでは各資金生成単位で減損なしと判断している。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
大きなのれん残高を抱える中、当中間連結会計期間には重要な資産の減損兆候がないと再確認している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、CRM事業セグメントに属する「BELLSYSTEM24 VIETNAM Inc.」及びその他事業セグメントに属する「㈱ベルシステム24(コンテンツ事業)」におきまして、直近の業績を踏まえ、将来の事業計画を見直した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから、1,567百万円の減損損失を計上しております。」
ベトナム事業及びコンテンツ事業について、事業計画見直しの結果、合計15億67百万円ののれん減損損失を認識した。内訳はベトナム事業5億55百万円、コンテンツ事業10億12百万円である。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
のれん残高が大きい状態は続く一方、当中間連結会計期間には重要な資産の減損兆候がないと再確認している。 - FY2024のれん残高増加も減損なし有価証券報告書
「また、2024年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを968億円計上しており、総資産の55.2%を占めております。事業収益性が低下した場合等にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
のれんは968億円、総資産の55.2%へ増加した一方、当連結会計年度の減損テストでは各資金生成単位について減損なしと判断した。 - FY2024-Q3のれん増加も減損兆候なし有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
のれんは前年度末の949億円から第3四半期末に967億75百万円へ増加した一方、重要な減損の兆候はないと記載している。 - FY2024-Q2のれん増加も減損兆候なし有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
のれんは前年度末の949億円から当第2四半期末に967億61百万円へ増加した一方、重要な減損の兆候はないと記載している。 - FY2024-Q1のれん増加も減損兆候なし有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
ベトナム子会社化に伴うのれん1,470百万円の計上などにより、のれん残高は949億円から964億42百万円へ増加した。一方、第1四半期には重要な減損の兆候はないと記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「また、2023年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを949億円計上しており、総資産の53.8%を占めております。事業収益性が低下した場合等にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
のれん949億円、総資産の53.8%という大きな残高を開示し、収益性低下時の減損リスクを再確認している。当年度の減損テストでは減損なしと判断した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
第3四半期連結累計期間において、のれんを含む重要資産について減損の兆候がないと再確認している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
第1四半期連結累計期間において、のれんを含む重要資産について減損の兆候がないと再確認している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
第3四半期連結累計期間において、のれんを含む重要資産について減損の兆候がないと再確認している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、その他事業セグメントに属する株式会社ポッケにおきまして、直近の業績が当初見込んでいた計画を下回っており、将来の事業計画を見直した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから、854百万円の減損損失を計上しております。」
ポッケの業績が当初計画を下回り、のれんについて8億54百万円の減損損失を認識した。のれん残高は953億96百万円で総資産の55.2%を占める。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループは、2020年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを962億50百万円計上しており、総資産の57.1%を占めています。内訳は、株式会社ベルシステム24(927億54百万円)、株式会社ポッケ(28億1百万円)及びCTCファーストコンタクト株式会社(6億95百万円)であり、事業収益性が低下した場合等には、のれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
のれんは962億50百万円、総資産の57.1%と依然として大きく、当年度の減損テストでは減損なしと判断したものの、収益性低下時の減損リスクを再確認している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
のれんを含む重要資産について、当第1四半期に取得・処分・減損の兆候がないと再確認している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、㈱ビーアイメディカルに帰属するのれんの一部について、CSO事業の売却意思決定に伴い減損テストを実施した結果、1,223百万円の減損損失を計上しております。また、㈱BELL24・Cell Productに帰属するのれんについて、同社株式の売却意思決定に伴い減損テストを実施した結果、82百万円の減損損失を計上しております。」
CSO事業およびBELL24・Cell Productの売却意思決定に伴い、合計1,305百万円ののれん減損損失を認識した。のれん残高は962億50百万円、総資産の68.9%である。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
第2四半期連結累計期間において、のれんを含む重要資産に減損の兆候がないと再確認している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、重要な有形固定資産、のれん及び無形資産の取得、処分、減損の兆候はありません。」
第1四半期において、のれんを含む重要な資産について減損の兆候がないと記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは、2018年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを976億42百万円計上しており、総資産の68.6%を占めています。…当連結会計年度において実施した減損テストの結果、経営者は各資金生成単位について、減損は生じていないと判断しております。」
のれんは総資産の68.6%を占める一方、当期の減損テストでは減損なしと判断した。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「当社グループは、2017年2月末現在、連結財政状態計算書にのれんを969億47百万円計上しており、総資産の69.5%を占めています。内訳は、㈱ベルシステム24(907億57百万円)、㈱ビーアイメディカル(32億20百万円)、㈱ポッケ(28億1百万円)、㈱BELL24・Cell Product(1億69百万円)であり、事業収益性が低下した場合等には、のれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
のれんが総資産の69.5%を占めるリスクを開示するとともに、BELL24・Cell Productについて実際に100百万円ののれん減損損失を認識している。