制御システムへのサイバー攻撃とセキュリティ対策の必要性
FY2016-Q3に初出。8回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
DMG森精機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「DX、自動化の進展に伴い工作機械がネットワークに接続される機会が増えてきており、工場における情報漏洩や生産停止などのサイバー攻撃のリスクも高まっており、実際にセキュリティ被害の例も発生していることから、産業機器製品にはセキュリティに対する信頼性が不可欠です。」
ネットワーク接続の拡大に伴う情報漏洩・生産停止リスクの高まりと、実際のセキュリティ被害例を明示している。一方、DMG MORI DigitalがIEC 62443 4-1認証を取得し、製品セキュリティ品質向上を進めている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「災害・疫病・サイバー攻撃等のリスクが増大する中、緊急時においても基幹業務を迅速・適切に遂行することが可能となります。」
サイバー攻撃を含む災害・疫病等のリスクが増大しているとの認識を示している。自社がサイバー攻撃を受けたとは記載していない。 - FY2021再掲有価証券報告書
「また、昨今急速にリスクが高まっている情報セキュリティについては関係全部署を往査し情報漏洩を防止すべく監視を強化しております。」
情報セキュリティのリスク認識と、関係全部署への往査・監視強化を再確認している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「また、昨今急速にリスクが高まっている情報セキュリティについては関係全部署を往査し情報漏洩を防止すべく監視を強化しております。」
情報セキュリティのリスクが高まっているとの認識と、関係全部署の往査・監視強化を再確認している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「また、昨今急速にリスクが高まっている情報セキュリティについては関係全部署を往査し情報漏洩を防止すべく監査を強化しております。」
情報セキュリティについて、リスクが急速に高まっているとの認識を示し、関係全部署への監査強化を記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、販売及びサービス拠点をグローバルに展開しているため、予測不可能な自然災害、コンピュータウィルスといった多くの事象によって引き起こされる災害によって影響を受ける可能性があります。」
制御システムへのサイバー攻撃を独立した喫緊の課題とはせず、コンピュータウイルスを含む一般的な災害リスクとして再掲している。 - FY2016後退有価証券報告書
「当社グループは、販売及びサービス拠点をグローバルに展開しているため、予測不可能な自然災害、コンピュータウィルスといった多くの事象によって引き起こされる災害によって影響を受ける可能性があります。」
コンピュータウイルスは一般的な災害リスクの一例として残っているが、前回の制御システムへのサイバー攻撃・セキュリティ対策という独立した喫緊の課題としての記載は弱まっている。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「IoT技術を活用した「スマートファクトリー」が注目を集めている一方、発電所等のインフラサービスや一部の工場がサイバー攻撃を受ける等、制御システムにおけるセキュリティ対策は喫緊の課題となっております。」
スマートファクトリー化に伴う制御システムのサイバーセキュリティを喫緊の課題として初めて明示している。外部の攻撃事例を挙げているが、自社が攻撃を受けたとは記載していない。