半導体不足・原材料価格高騰による供給・コストリスク
FY2022-Q3に初出。10回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2026。
岡本工作機械製作所がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。13社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに7社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「特に中東情勢緊迫化の影響は、エネルギー価格や原材料価格、調達コストの高騰に加え、物流の停滞や部材調達の遅延などサプライチェーンへも影響を及ぼす可能性があり、生産活動や納期への影響も懸念されることから、引き続き注視が必要な状況にあります。」
従来の原材料価格高騰等に加え、物流停滞、部材調達遅延、生産活動・納期への影響というサプライチェーン上の懸念を具体化している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格の高騰、欧米でのインフレや金融引き締め、中国での景気の減速など、先行きは不透明な状況で推移いたしました。」
エネルギー価格高騰、インフレ、金融引き締め、中国景気減速による供給・コスト環境の不透明要因を継続して記載している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格の高騰、各国でのインフレや金融引き締めを要因とした景気の減速が懸念されるなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。」
エネルギー価格高騰、インフレ、金融引き締めによる景気減速懸念を、供給・コスト環境の不透明要因として継続して記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格の高騰、各国でのインフレや金融引き締めを要因とした景気の減速が懸念されるなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。」
エネルギー価格の高騰、インフレ、金融引き締めによる景気減速懸念が継続・具体化しており、供給・コスト環境の不透明要因が拡大している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「世界的なインフレによるパソコンやスマートフォンなど個人向け需要の減速が続いている影響により、メモリ半導体を中心に在庫調整が進み、設備投資の抑制が行われているものの、半導体需要は中長期的に拡大していく見通しです。」
半導体需要の減速・在庫調整・設備投資抑制と、原材料価格高騰等の供給・コストリスクを継続して記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「ウクライナ情勢の長期化によるエネルギーと原材料価格の高騰や、中国での「ゼロコロナ政策」の影響がサプライチェーンに混乱を与えたことなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
エネルギー・原材料価格の高騰と中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーン混乱が継続している。供給・コストリスクについて新たな完了・低減事項は示されていない。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国において新型コロナウイルス感染症からの行動制限緩和による経済活動の正常化が進む一方で、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰や、中国での「ゼロコロナ政策」の影響がサプライチェーンに混乱を与えたことなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。わが国経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が残るなか、経済活動は正常化に向けた動きがあるものの、円安による為替相場の変動や原材料価格の高騰に伴う物価の上昇が続き、個人消費の停滞が懸念されるなど景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。」
資源・原材料価格の高騰、円安、ゼロコロナ政策によるサプライチェーン混乱が継続し、供給・コスト面のリスクが引き続き広がっている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、各国において新型コロナウイルス感染症からの行動制限緩和による経済活動の正常化が進む一方で、ウクライナ情勢の緊迫化によるロシアへの経済制裁の強化や、中国での「ゼロコロナ政策」の影響がサプライチェーンに混乱を与えたことなどにより、景気の先行きは不透明な状況が続いております。わが国経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が残るなか、原材料価格の高騰による物価の上昇や半導体・電子部品の供給不足に加え、国際情勢の緊迫化がもたらす地政学的リスクの顕在化等により、先行きの不透明感は広がっております。」
半導体・電子部品の供給不足、原材料価格の高騰、ゼロコロナ政策によるサプライチェーン混乱が継続・具体化し、供給・コストリスクの範囲が広がっている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「一方で、半導体不足による生産・供給の遅れや原材料価格の高騰に加え、年度終盤からのウクライナ情勢の緊迫化により、先行きの不透明感はさらに強まっております。」
半導体不足による生産・供給の遅れと原材料価格の高騰が、外部環境上の懸念にとどまらず、当年度の生産・供給環境に実際に発生した事象として記載されている。 - FY2022-Q3初出有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、各国において新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み感染症の拡大が抑制される中、個人消費等が緩やかに回復基調で推移していたものの、半導体不足や原材料価格の高騰に加え、感染力の強いオミクロン株が世界的に拡大するなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。」
半導体不足と原材料価格高騰を、従来の景気・感染症リスクとは区別される供給・コスト面の不透明要因として初めてテーマ化した。外部環境としては既に発生しているが、当社への具体的な損失額や操業影響は記載されていない。