新規事業進出に伴う予測困難なリスク
FY2016に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2024-Q2。
アビストがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。27社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに26社。
- FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「2024年3月31日に3Dプリント事業を廃止したことにより、豊橋事業所の今後の用途を再検討し、あらためて使用見込みを精査した結果、遊休が見込まれる一部の資産にかかる損失等であり、その内訳は、固定資産の減損損失5,955千円、原材料の評価損14,077千円、及びその他3,143千円であります。」
新規事業に伴う予測困難なリスクについて、3Dプリント事業の廃止に至り、固定資産減損・原材料評価損等の事業撤退損失23,176千円が実際に発生した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「主要顧客における受注遅れや価格競争による売上の減少が発生しました。」
3Dプリント事業について、量産品等の受注が計画どおり進まないリスクに関連して、主要顧客の受注遅れが実際に発生したと記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「なお、3Dプリント事業では、量産品の受注が計画通り進まない結果、黒字転換が遅れる可能性があります。」
新規事業に伴う一般的な予測困難リスクに加え、3Dプリント事業について量産品の受注未達による黒字転換遅延リスクを明示した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループは、中長期的な企業発展を目指し、既存事業と関係の少ない新規事業にも積極的に取り組んでまいりますが、新規事業は、その遂行過程において事業環境の急激な変化や、事後的に顕在化する予測困難な問題等によりリスクが発生する可能性は否定できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新規事業への積極展開と、それに伴う予測困難なリスクを継続して記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、中長期的な企業発展を目指し、既存事業と関係の少ない新規事業にも積極的に取り組んでまいりますが、新規事業は、その遂行過程において事業環境の急激な変化や、事後的に顕在化する予測困難な問題等によりリスクが発生する可能性は否定できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新規事業への積極展開に伴う予測困難なリスクを継続して記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「新規事業は、その遂行過程において事業環境の急激な変化や、事後的に顕在化する予測困難な問題等によりリスクが発生する可能性は否定できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
既存事業と関係の少ない新規事業への進出に伴う不確実性を一般的なリスクとして記載している。