新型コロナウイルス感染症による経済減速・設備投資遅延・工場稼働率低下
FY2020に初出。16回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
ジャパンマテリアルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。21社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに12社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症による経済減速・設備投資遅延・工場稼働率低下リスクについて、重要な変更はないと記載されている。 - FY2024後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことにより経済活動の正常化が進んだものの」
新型コロナウイルス感染症の5類移行と経済活動の正常化が前面に出ており、感染症による経済減速・活動制限リスクの表現は弱まっている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことにより経済活動が正常化に向かう一方で」
感染症の5類移行と経済活動の正常化に向かう状況が継続し、新型コロナウイルスによる経済減速・活動制限リスクは前面に出ていない。 - FY2024-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことに伴い、経済活動の正常化が一段と進みました。」
5類感染症への移行と経済活動の正常化の一段の進展が示され、感染症による経済減速・活動制限リスクの表現はさらに弱まっている。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、感染対策が大幅に緩和されたことで経済活動が正常化に向かう一方で」
新型コロナウイルス感染症の5類移行と感染対策の大幅緩和が示され、感染症による経済減速・活動制限リスクの表現は前期通期より弱まっている。ただし、感染症以外の外部環境リスクは継続している。 - FY2023後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が緩和され、経済活動の正常化が徐々に進んだものの」
前四半期までの感染再拡大や先行き不透明感の強調に比べ、行動制限緩和と経済活動の正常化が前面に出ており、感染症による経済減速リスクの表現は弱まった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、緩やかな景気の持ち直しの動きがみられましたが、ウクライナをめぐる国際情勢や原材料・エネルギー価格の高騰、急激な為替変動、新型コロナウイルス感染症の再拡大などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
行動制限緩和と景気持ち直しが示される一方、新型コロナウイルス感染症の再拡大が新たな不透明要因として明示され、感染症リスクが再び強調されている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、ワクチン接種の促進や各種政策の効果、海外経済の改善もあり、景気は持ち直しの動きがみられましたが、新たな変異株の確認に加え、ウクライナをめぐる国際情勢の悪化等による原材料や原油価格の高騰、さらには急激な円安の影響などにより、依然として先行き不透明な状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、政策効果等による持ち直しも示されている。新たな変異株の確認を含め、感染症に関する先行き不透明感は継続している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の影響について、当連結会計年度において大きな影響は生じていないものの、今後の感染拡大状況等による事業環境の変化により、影響が生じる可能性は考えられます。引き続き経済、市場動向を注視し、慎重な検討を継続してまいります。」
当期の事業活動への大きな影響はなかったとしつつ、感染拡大や事業環境の変化による将来影響の可能性を引き続き開示している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定について重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症の影響に関する前期開示の仮定について、重要な変更はないと記載されている。一方、経済分析では新たな変異株や部材調達難が示されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定について重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症の影響に関する前期開示の仮定について、重要な変更はないと記載されている。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「各種政策の効果や海外経済の改善もあり、景気は持ち直しの動きがみられるものの、変異株を中心とした感染再拡大により先行き不透明な状況が続いております。」
政策効果等による景気持ち直しの動きがある一方、変異株を中心とした感染再拡大により新型コロナウイルス感染症に関する先行き不透明感が継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、依然として厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言の解除後は段階的に社会経済活動が再開され、各種政策の効果により景気は持ち直しの動きがみられたものの、感染再拡大により先行き不透明な状況が続いております。」
社会経済活動の段階的再開と景気持ち直しの動きが示された一方、感染再拡大により先行き不透明感が強まったと記載されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策を講じつつ、段階的に社会経済活動が再開されており、各種政策の効果により景気は持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策の下で社会経済活動が段階的に再開された一方、先行き不透明な状況は継続している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、社会経済活動が制限されるなど国内外の経済が大きく影響を受け、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
前期通期では将来の経済減速や設備投資遅延等の可能性として示されていた新型コロナウイルス感染症の影響について、当四半期には社会経済活動の制限と国内外経済への大きな影響が実際に記載された。グラフィックスソリューション事業でも展示会中止・顧客イベント自粛による売上減少が発生している。 - FY2020初出有価証券報告書
「国内外の経済活動の更なる減速、主要顧客の設備投資の遅れ、顧客工場における稼働率の大幅な低下などにより、今後の事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症について、当連結会計年度の事業活動への大きな影響はなかったとしつつ、今後の経済活動減速、主要顧客の設備投資遅延、顧客工場の稼働率低下による影響可能性を新たに開示している。