M&A後の投資回収不能・のれん減損リスク
FY2024に初出。6回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。89社中36社が悪化側に。
- FY2026再掲有価証券報告書
「事業環境の著しい変化等により、対象企業又は事業の業績が当初の計画どおりに推移せず、投資資金の回収ができない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
M&A後の投資回収不能・のれん減損リスクを継続している。 - 2026-05-14対処決算説明資料
「M&A以降、「HTH」や「Younger Song」を中心に成長し、現時点まで「減損の兆候あり」となったことはない」
AZR社に係るのれんについて、買収後の成長と減損の兆候がないことを実績として記載している。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
M&A後の投資回収不能・のれん減損について、重要な変更はないと記載している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「事業環境の著しい変化等により、対象企業又は事業の業績が当初の計画どおりに推移せず、投資資金の回収ができない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、企業買収時に期待していた成果が得られない場合には、当該のれんについて減損損失を計上することになり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
買収後の投資回収不能・のれん減損リスクを継続して記載している。FY2025にはのれん900,814千円を計上したが、買収に起因するのれん減損の発生は記載されていない。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
M&A後の投資回収不能・のれん減損リスクについて、重要な変更はないとされている。 - FY2024初出有価証券報告書
「事業譲受により取得したF-LAGSTUF-Fブランドにおいて当初想定していた収益が見込めなくなったことから、事業譲受時に発生したのれんについて、全額を減損損失として計上した結果、第5期の当期純損失は68,449千円となりました。」
M&Aについて、対象事業が計画どおりに進まず投資回収不能やのれん減損となる可能性を示すとともに、F-LAGSTUF-Fで過去にのれん全額減損を計上した事実を記載している。