調達資金の使途変更・投資効果リスク
FY2023に初出。6回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
monoAI technologyがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年早い。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「monoAI technology株式会社の資産グループについては、収益性が低下した状態が続いており、当中間連結会計期間において投資の回収が見込めないと判断したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
収益性低下と投資回収不能の判断が続き、monoAI technology株式会社の資産グループについて7,382千円の減損損失を計上した。投資効果リスクの発生を継続して開示している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「monoAI technology株式会社の資産グループについては、収益性が低下した状態が続いており、当中間連結会計期間において投資の回収が見込めないと判断したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
monoAI technology株式会社の資産グループについて収益性の低下が続き、投資回収が見込めないと判断して21,673千円の減損損失を計上した。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「ロボアプリケーションズ株式会社の業績が当初想定していた事業計画を下回って推移することが見込まれることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額175,043千円を減損損失として特別損失に計上しております。」
ロボアプリケーションズ株式会社の取得に伴う投資について、主要顧客の事業再編と受注価額の大幅減少見通しにより、事業計画未達と判断され、のれん175,043千円の減損損失として投資効果リスクが実際に発生した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
調達資金の使途変更・投資効果リスクについて、既存リスクの重要な変更はないとの扱い。なお、投資効果の発現に時間を要する課題については別途具体化された。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「顧客の動向は引き続きメタバースの可能性の模索が大部分を占めている中、様々な潜在的ニーズが存在する状況となっており、当社グループでは、顧客のミッション達成に向け、「XR CLOUD」を軸としたソリューション提供を進める一方で、顧客ニーズに合わせて最適なXR技術や他社メタバースプラットフォームを駆使したソリューション提供を進めております。」
顧客の模索が続くなか、想定より受注単価が低い案件や商談期間の長期化が発生し、投資効果の発現に時間を要しているという課題を具体的に開示。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社グループが属するXR業界は事業環境の変化が激しく、その変化に柔軟に対応するため、計画以外の使途に充当する可能性もあります。…当社の計画に沿って調達資金を使用した場合でも、想定した投資効果が得られない可能性があります。」
公募増資資金の使途変更や、計画どおり使用した場合でも想定した投資効果が得られない可能性を開示。