MORESCOグループは、当社(MORESCO)を核とし、子会社16社および持分法適用関連会社1社で構成され、化学品(特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト接着剤、エネルギーデバイス材料)の製造・販売を主な事業としています。主要製品は以下のとおりです。[特殊潤滑油]高真空ポンプ油、難燃性作動液、ダイカスト用油剤、熱間鍛造潤滑剤、切削油剤、自動車用ブレーキ液・不凍液、冷熱媒体、ポリウレタンおよび複合材産業向け潤滑油[合成潤滑油]高温用潤滑油、ハードディスク表面潤滑剤、耐放射線性潤滑剤[素材]流動パラフィン、スルホネート[ホットメルト接着剤]ホットメルト接着剤[エネルギーデバイス材料]有機EL用封止材、ガス・水蒸気透過度測定装置。当社グループのセグメントは、日本、中国、東南/南アジアおよび北米の4報告セグメントから構成されます。日本国内では当社が主要製品の製造・販売を行い、エチレンケミカル株式会社が製造・販売を担当する自動車用ブレーキ液・不凍液も存在します。中国では莫莱ス柯関連現地法人が特殊潤滑油を製造、販売しており、天津莫莱斯柯科技有限公司がホットメルト接着剤を製造・販売、莫莱ス柯(浙江)功能材料有限公司が潤滑油のライセンス生産・販売等を実施しています。東南/南アジアではタイ、インドネシア、インドに現地法人があり、それぞれ特殊潤滑油の製造・販売のほか、ホットメルト接着剤の輸入販売等を実施。北米ではMORESCO USA Inc.が製造・販売を行い、MORESCO LUBE MEXICANA S.A. DE C.V.が潜在的需要地域で販売を担います。新規事業として、ライフサイエンス、エネルギーデバイス材料、化粧品事業、フュージョンエネルギー分野等の開発を進めています。第10次中期経営計画(2024年度〜2026年度)では、次の五つを基本方針として掲げています。1) サステナビリティ経営の推進、2) 製品ポートフォリオの高度化、3) 次世代事業の創出、4) 業務プロセスの革新、5) 資本収益性の向上。2026年度の売上高目標は37,000百万円、営業利益2,400百万円、経常利益2,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,550百万円を予定しています。2024年度〜2026年度の実績・計画指標の達成状況は、売上高34,871百万円、営業利益2,367百万円、経常利益2,704百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,525百万円(2025年度実績)となっており、2025年度目標に対する達成率は売上高95.5%、営業利益135.3%、経常利益128.8%、当期純利益117.3%となっています。MORESCO Green SX(MGS)製品は、2024年度実績34%の売上比率を取り、2026年度40%、2030年度50%を目標としています。2027年初頭までの新研究センターの運用開始を予定しており、R&D活動には「プロジェクトMOLGADC」を推進。海外戦略としてタイ・中国を中心にR&D体制を強化するとともに北米事業の強化のため企業買収を実施しています。