Bare Escentualsの売上計画未達による大規模減損
FY2017-Q3に初出。6回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2023。
資生堂がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より7年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。99社中36社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに32社。
- FY2023対処有価証券報告書
「当連結会計年度末において、年次の減損テストを実施した結果、資生堂アメリカ資金生成単位およびDrunk Elephantの各資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を超過していたため、のれんの減損損失を認識していません。」
過去にBare Escentuals等で減損が発生した流れに対し、資生堂アメリカおよびDrunk Elephantの年次テストでは回収可能価額が帳簿価額を上回り、当年度のれん減損は認識されなかった。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「プレステージメイクアップ3ブランドの譲渡に係る契約の締結に伴い、当該事業に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を特別損失に計上しています。」
bareMinerals、BUXOM、Laura Mercierの譲渡に伴い、米州事業ののれんについて74億2,700万円の減損損失を計上した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「プレステージメイクアップブランド「bareMinerals」、「BUXOM」、「Laura Mercier」の3ブランドの関連資産譲渡に係る契約の締結に伴い、該当事業に係る資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を特別損失に計上しています。」
3ブランドの譲渡契約締結に伴い、米州事業ののれんについて73億2,900万円の減損損失を計上した。ブランド資産の減損が新たに発生している。 - FY2018-Q3実績引用有価証券報告書
「なお、前期は、Bare Escentuals,Inc.に係る無形固定資産等の減損損失を特別損失として計上しています。」
前期に発生したBare Escentualsの無形固定資産等の減損損失を、当期の前年同期比較における過去実績として引用している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「その結果、事業用資産のうち、米州事業における Bare Escentuals, Inc. 取得時に計上したのれん等について、売上が計画を下回って推移している状況を総合的に勘案し、米国会計基準に基づき減損テストを実施した結果、帳簿価額を公正価値まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しています。」
Bare Escentualsの売上が計画未達で推移したため、のれん43,195百万円、商標権23,711百万円等、合計70,874百万円の減損損失を通期で計上した。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「Bare Escentuals, Inc.に係る無形固定資産等の減損損失を特別損失として70,710百万円計上したことなどが影響し」
米州事業のBare Escentuals, Inc.について、売上が計画を下回って推移したことを受け、のれん43,095百万円、商標権23,656百万円等、合計70,710百万円の減損損失を計上した。