資産への先行投資と陳腐化リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017。直近の記載はFY2025。
フューチャーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。45社中19社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに33社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損計上をしました。建物4百万円、ソフトウエア119百万円、その他16百万円、計140百万円」
継続赤字の店舗と、事業計画見直しにより収益を見込めなくなった事業用ソフトウエアについて、合計140百万円の減損損失を計上した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「今後販売が見込めない一部の商品については、棚卸資産の評価損を311百万円計上しております。減損損失に関するものは以下の通りであります。」
YOCABITOの経営改革に伴い、今後販売が見込めない商品について311百万円の棚卸資産評価損と、店舗の固定資産減損6百万円を計上した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「事業計画を見直した結果、当初想定していた収益を見込めなくなったことにより資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。 計404百万円」
YOCABITOの店舗では継続的な営業損失により減損を認識し、事業用ソフトウェアでは事業計画見直しにより当初想定した収益を見込めなくなり、合計404百万円の減損損失を計上した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当該ソフトウェアは、業務効率化による将来の費用削減効果を期待して資産計上する場合がありますが、技術の潮流の変化や業務の大幅な変更等による急激な機能の陳腐化により減損対象となる可能性があります。」
ソフトウェアの陳腐化・減損、需要予測下振れによる過剰在庫、デジタルコンテンツ制作原価未回収のリスクを継続している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループでは、この影響が一定期間継続するとの仮定に基づき、固定資産の減損会計、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っておりますが、現時点において重要な影響はないものと判断しております。」
新型コロナウイルス感染症の影響を一定期間継続するとの仮定に基づき、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性を見積もっているが、現時点で重要な影響はないと判断している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当該ソフトウェアは、業務効率化による将来の費用削減効果を期待して資産計上する場合がありますが、技術の潮流の変化や業務の大幅な変更等による急激な機能の陳腐化により減損対象となる可能性があります。」
ソフトウェアの陳腐化・減損、需要予測下振れによる過剰在庫、デジタルコンテンツの制作原価未回収を資産先行投資のリスクとして継続している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「在庫の処分や評価減を行ったことで営業利益が減少しました。」
通信販売事業において、価格競争と天候不良に伴う在庫処分・評価減が実際に発生し、営業利益を押し下げた。 - FY2016初出有価証券報告書
「これらのソフトウェアは、将来の受注獲得見込あるいは販売可能見込を合理的に見積もったうえで資産計上する場合がありますが、マーケット状況の急激な変化や技術トレンドの変化等により見込販売収益が著しく減少した場合には、減少部分を一時の費用または損失として処理する可能性があります。」
自社利用ソフトウェア、クラウド用ソフトウェア、パッケージやデジタルコンテンツへの先行投資について、陳腐化・需要下振れ・過剰在庫等のリスクを記載している。