日本界面活性剤工業厚生年金基金の解散費用
FY2016-Q2に初出。7回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016-Q3。直近の記載はFY2018。
日華化学がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より6年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。9社中1社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- FY2018対処有価証券報告書
「厚生年金基金解散損失引当金戻入額 - 32」
基金解散損失引当金は貸借対照表上ゼロとなり、32百万円の戻入額が特別利益に計上された。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「厚生年金基金解散損失引当金戻入額 - 32」
日本界面活性剤工業厚生年金基金の解散に伴う引当金について、貸借対照表上の残高が494百万円からゼロとなり、32百万円の戻入額が特別利益に計上されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「なお、当社が加入していた日本界面活性剤工業厚生年金基金は、清算手続き中のため、当連結会計年度における複数事業主制度の直近の積立状況、制度全体に占める当社グループの掛金拠出割合及び補足説明については記載を省略しております。」
基金は既に解散しており、当年度は清算手続き中であることが引き続き記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「厚生年金基金解散損失引当金」
厚生年金基金解散損失引当金は当第3四半期末にも494百万円計上されており、前連結会計年度末から残高に変動はない。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「なお、当社が加入していた日本界面活性剤工業厚生年金基金は、平成28年10月25日開催の理事会・代議員会で特例解散の方針が決議され、平成29年1月27日付にて厚生労働大臣より基金解散が認可され、同日付で解散しております。」
特例解散に伴う損失見込額494,998千円を引当計上したうえで、平成29年1月27日付の解散認可・解散まで記載されている。 - FY2016-Q3顕在化有価証券報告書
「当社が加入する「日本界面活性剤工業厚生年金基金(以下、「同基金」といいます。)は、平成28年10月25日開催の代議員会において特例解散を決議いたしました。 これに伴い、同基金解散に伴う損失見込額494,998千円を、当第3四半期連結累計期間の四半期損益計算書の特別損失に厚生年金基金解散損失引当金繰入額として、当第3四半期連結会計期間末の四半期連結貸借対照表の固定負債に厚生年金基金解散損失引当金として計上しております。」
前 filingで発生見込みとされていた基金解散費用について、特例解散の決議が行われ、損失見込額494,998千円が特別損失および引当金として計上された。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「当社が加入する「日本界面活性剤工業厚生年金基金」は平成27年2月20日開催の代議員会で特例解散の方針を決議しております。当方針決議により、同基金解散に伴う費用の発生が見込まれますが、現時点においては不確実要素が多いため合理的に金額を算出することは困難であります。」
基金の特例解散方針に伴う費用発生見込みが示されているが、金額は算出困難とされている。