UBE(4208)・リスク顕在化直近の業績予想の修正(2026-11-02)では「悪化」
買収・資本提携のシナジー未達・投資先悪化リスク
FY2021に初出。3回の記載のうち1回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2026。直近の記載は2026-11-02。
3記載
6年にわたる
1うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
M&A・事業再編の成果未達・統合失敗リスク91社が書いているテーマ・逆風93社・追い風0社
UBEがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。34社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている91社のうち14社を表示しています。上の文は91社すべてから計算しています。全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- 2026-11-02悪化業績予想の修正
「営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、医薬セグメントにおいて販売が低迷し、高機能ウレタンセグメントではウレタンシステムズ事業の統合費用が増加するものの、樹脂・化成品、機能品及び機械の各セグメントにおいて販売が堅調に推移すると見込むことから、前回予想を上回る見通しです。」
高機能ウレタンセグメントの営業利益予想は、中間期が5億円から4億円へ、通期が10億円の利益から10億円の損失へ修正され、ウレタンシステムズ事業の統合費用増加の影響が拡大しました。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「高機能ウレタンセグメント全体としては、ウレタンシステムズ事業取得による増収効果があり、また米国市場を中心に半導体製造装置向け等が堅調に推移したものの、高機能コーティング事業の低調な販売に加え、ウレタンシステムズ事業取得後の統合費用が生じたことから、増収減益となりました。」
買収・資本提携に伴う統合コストが実際に発生し、高機能ウレタンセグメントの営業損失は5億4,800万円となりました。 - FY2021初出有価証券報告書
「このような買収や資本提携等においては、当初の期待を下回るシナジー効果、コスト改善の失敗、想定外の瑕疵の発覚や債務の拡大、出資先企業の経営成績や財政状態の悪化による企業価値の低下等によって業績に悪影響を与える可能性があります。」
国内外の買収・資本提携の拡大を背景に、シナジー未達、デューデリジェンスで把握できない瑕疵、投資先の悪化等を独立したリスクとして初めて整理しました。