ランサムウェアによる情報セキュリティ・システム障害リスク
FY2024-Q3に初出。3回の記載のうち1回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024。直近の記載はFY2025。
日東製網がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに0社。
- FY2025個別事故の記載から一般的リスク記載へ有価証券報告書
「しかし、当社の想定を超えた技術による不正アクセスやコンピューターウイルス、その他予測不可能な事象などにより、顧客情報や技術情報の漏えい、業務システムの停止等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
情報セキュリティリスク自体は引き続き記載されているが、前期に記載された2024年1月のランサムウェア被害、復旧、再発防止策およびシステム障害対応費用は今回再掲されていない。当期のシステム障害対応費用も計上されていない。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社グループにおきましては、2024年1月16日、第三者からのランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内システムで障害が発生しました。当該システムは既に復旧しておりますが、このたびの事態を厳粛に受け止め、外部の専門家の助言を得ながら再発防止策を整備しており、今後も継続して情報セキュリティの更なる強化に努めてまいります。 システム障害対応費用 - 19,618」
2024年1月16日のランサムウェア不正アクセスとシステム障害が実際に発生し、システムは復旧済みとされた。外部専門家を含む再発防止策を進め、通期でシステム障害対応費用19,618千円を計上している。 - FY2024-Q3初出有価証券報告書
「当社グループは、事業活動を行う上で多くの機密情報や個人情報を保有しており、情報セキュリティ管理規程を定め、年々変化するサイバー犯罪の手法に対して情報システムリスクの対策を検討してまいりました。しかし、当社の想定を超えた技術による不正アクセスやコンピューターウイルス、その他予測不可能な事象などにより、顧客情報や技術情報の漏えい、業務システムの停止等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループにおきましては、2024年1月16日、第三者からのランサムウェアによる不正アクセスを受け、社内システムで障害が発生しました。当該システムは既に復旧しておりますが、このたびの事態を厳粛に受け止め、外部の専門家の助言を得ながら再発防止策を整備しており、今後も継続して情報セキュリティの更なる強化に努めてまいります。 システム障害対応費用 - 5,237」
情報セキュリティ管理規程や対策検討の方針に加え、2024年1月16日にランサムウェアによる不正アクセスと社内システム障害が実際に発生したことを初めて独立したリスクとして開示している。システムは復旧済みで、外部専門家の助言を得た再発防止策の整備を進め、特別損失としてシステム障害対応費用5,237千円を計上している。