のれんの減損リスク
FY2020に初出。12回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載はFY2027-H1。
ツルハホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。98社中35社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに29社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
のれんの減損リスクについて、重要な変更がないと開示している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「ウエルシアホールディングス株式会社との株式交換により発生したのれんの評価及び償却期間 のれん 437,528 のれん償却費 5,538」
経営統合により巨額のウエルシアHD関連のれんを計上し、事業計画・市場環境の変化によって翌期以降の減損損失認識に重要な影響が生じる可能性を開示した。 - 2026-04-27悪化株主総会
「のれん437,528百万円及びのれん償却費5,538百万円を計上しております。」
ウエルシアHDとの株式交換により巨額ののれんを計上し、事業計画や市場環境の変化によって減損損失の認識・測定に影響する可能性を記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「株式会社杏林堂グループ・ホールディングスに係るのれんについて、競争環境の激化により株式取得時の事業計画を下回る実績となり、減損の兆候があるため、減損損失の認識の要否を判定しております。」
杏林堂グループ・ホールディングスについて、競争環境の激化と事業計画未達により、のれんの減損兆候を新たに具体的に開示した。ただし、当期は減損損失を認識していない。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「㈱ビー・アンド・ディーに係るのれんについて、株式取得時における事業計画を下回る実績となっていることにより、当連結会計年度において減損の兆候を認識しており、…同のれんについて4,189百万円の減損損失を認識しております。」
従来開示していたのれんの減損リスクについて、ビー・アンド・ディーの事業計画未達等により減損損失4,189百万円が実際に発生した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
のれんの減損リスクについて、既存の事業等のリスクに重要な変更がないと開示している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「㈱ビー・アンド・ディーについては、出店の遅れ等により株式取得時の事業計画を下回る実績となり、減損の兆候があるため、減損損失の認識の要否を判定しております。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が、帳簿価額を上回っているため、減損損失を認識しておりません。」
ビー・アンド・ディーについて、出店遅延等による減損兆候と、減損損失を認識していないとの判定を継続して開示している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
のれんの減損リスクについて、既存の事業等のリスクに重要な変更がないと開示している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
のれんの減損リスクについて、既存の事業等のリスクに重要な変更がないと開示している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「㈱ビー・アンド・ディーについては、出店の遅れ等により株式取得時の事業計画を下回る実績となり、減損の兆候があるため、減損損失の認識の要否を判定しております。」
ビー・アンド・ディーについて出店遅延等により事業計画を下回り、のれんの減損兆候があると開示した。ただし、判定の結果、減損損失は認識していない。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
のれんの減損リスクについて、既存の事業等のリスクに重要な変更がないと開示している。 - FY2020初出有価証券報告書
「のれんは、各連結子会社の将来の超過収益力の下落に起因する潜在的な減損のリスクにさらされており、減損損失が計上された場合、連結財務諸表に対して重要な影響を生じさせる可能性があります。」
子会社取得に伴うのれんについて、将来の超過収益力の下落と減損損失による財務諸表への影響を独立したリスクとして明示している。