急激な円高によるデリバティブ評価損
FY2017-Q1に初出。17回の記載のうち7回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2024-Q1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。19社中8社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに9社。
- FY2024-Q1対処有価証券報告書
「為替差益 35」
当第1四半期は為替差益35百万円を計上しており、過去に発生した大規模なデリバティブ評価損の再発は記載されていない。 - FY2021対処有価証券報告書
「為替差損 4」
通期の為替差損は4百万円にとどまり、前四半期累計の76百万円から縮小した。ヘッジ会計非適用デリバティブの評価損益は6百万円の益となっている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「為替差損 ― 76」
為替差損は当第3四半期累計で76百万円となり、前年同期の為替差益22百万円から損失に転じている。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「為替差損 11」
当第2四半期累計の為替差損は11百万円で、前年同期の117百万円から減少している。デリバティブ評価損の計上は記載されていない。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は107,682百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は6,090百万円(前年同期比0.3%増)となりましたが、為替影響等により、経常利益は6,385百万円(前年同期比2.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,506百万円(前年同期比1.6%減)となりました。」
売上高・営業利益が増加する一方、為替影響等により経常利益と親会社株主帰属四半期純利益が前年同期を下回ったと記載している。 - FY2020-Q2為替差損への転換有価証券報告書
「為替差損」
過去に大きなデリバティブ評価損を生じさせた円高リスクについて、当第2四半期累計ではデリバティブ評価損ではなく為替差損117百万円を計上している。 - FY2019対処有価証券報告書
「1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引 該当事項はありません。」
前年度に存在したヘッジ会計非適用の通貨オプション取引がなくなり、当年度はヘッジ会計適用の為替予約865百万円、時価27百万円のみを開示している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「為替差益 84 デリバティブ評価益 111」
為替差益84百万円、デリバティブ評価益111百万円を計上しており、過去の円高による評価損からの反転後の状態が続いている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「営業外収益として為替差益81百万円、デリバティブ評価益101百万円を計上しました。」
円高局面で発生した評価損からの反転後、当四半期も為替差益・デリバティブ評価益を計上している。 - FY2018対処有価証券報告書
「通貨オプション取引 米ドル 契約額等3,877百万円 時価△383百万円 評価損益△383百万円」
前年度末の未ヘッジ会計デリバティブの時価△1,749百万円から、当年度末は△383百万円へ縮小しており、為替関連の評価損リスクの残高が低下している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「営業外収益として為替差益64百万円、デリバティブ評価益350百万円を計上しました。」
円高局面で発生したデリバティブ評価損からの反転後、当第3四半期累計期間でも為替差益・デリバティブ評価益を計上している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「営業外収益として為替差益51百万円、デリバティブ評価益255百万円を計上しました。」
円高局面で発生したデリバティブ評価損からの反転後、当四半期累計でも為替差益・デリバティブ評価益を計上している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「営業外収益として為替差益22百万円、デリバティブ評価益175百万円を計上しました。」
前年度に発生した円高によるデリバティブ評価損からの反転後、当四半期も為替差益・デリバティブ評価益を計上している。 - FY2017対処有価証券報告書
「また、為替相場が円安に転じたことによる為替差益(デリバティブ評価益を含む)517百万円の影響等により経常利益は4,671百万円となりました。」
円高によるデリバティブ評価損から、円安によるデリバティブ評価益517百万円へ影響が反転した。未ヘッジ会計デリバティブの時価は△1,749百万円で、前年度の△2,267百万円から縮小している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「また、為替相場が円安に転じたことによる為替差益(デリバティブ評価益を含む)の影響等により経常利益は6,516百万円(前年同期比101.5%増)となり」
前四半期までの円高による為替差損・デリバティブ評価損から、円安転換による為替差益・デリバティブ評価益へ影響が反転している。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は66,015百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益は2,516百万円(前年同期比60.5%増)となりましたが、円高の進行による為替差損(デリバティブ評価損を含む)の影響等により経常損失は3,080百万円(前年同期は経常利益988百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,688百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益404百万円)となりました。」
円高影響が続き、当第2四半期累計のデリバティブ評価損は5,030百万円、デリバティブ取引の時価は△7,298百万円となった。為替関連損失の影響が継続・拡大している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「急激な円高進行に伴い、将来の為替変動リスクをヘッジする目的で行っております通貨オプション取引に起因するデリバティブ評価損4,660百万円を営業外費用に計上したこと等により経常損失は3,332百万円(前年同期は経常利益1,461百万円)となりました。」
為替変動リスクへのヘッジ取引に関連して、4,660百万円のデリバティブ評価損が発生し、経常損失につながった。