物流・配送および成長を支える人材確保リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
アスクルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。12社中10社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに3社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「人材の確保と定着は当社グループの成長には重要な要素となりますが、テクノロジーやサービスの進化に不可欠なエンジニアを含む必要な人材を継続的に獲得するための競争は厳しく」
物流人材、エンジニア、マネジメント人材の確保・定着、育成および人件費上昇を重要な課題として継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「一方、事業環境は急速に変化しており、それに応じたスキルを身に付けていないと人材価値が陳腐化してしまいますが、キャリアの構築・スキルを習得するリスキリングの難しさから、変化に対応できる人材育成が停滞し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
人材確保・定着リスクに加え、急速な事業環境変化に対するリスキリングの難しさと人材育成停滞のリスクが明示された。 - FY2022悪化有価証券報告書
「テクノロジーやサービスの進化に不可欠なエンジニアを含む必要な人材を継続的に獲得するための競争は厳しく、これら必要な人材が確保できなかった場合、あるいは確保するために人件費が大幅に増加した場合」
人材リスクが、物流人材だけでなくエンジニア、経営・組織運営人材、ダイバーシティ、人材定着および人件費上昇へ拡大した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、事業の継続的成長のために新卒採用や経験者の採用を実施し、人材を育成するための各種教育の実施等、社員のモチベーションを向上する仕組みを構築し人材の定着と育成に努力するとともに、「働き方改革」を進めて労働環境の整備を実施し社員の定着を図っております。」
採用、育成、働き方改革による定着を進める対応方針を継続している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「必要な人材が確保できなかった場合、或いは特に需給が逼迫しているIT系の社員が他社に多数流出する等の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
従来の人材確保リスクに加え、IT人材の需給逼迫・大量流出や、働き方改革を含む定着課題を明示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの事業は、物流センターの庫内業務や配送業務など労働集約型の業務がお客様との接点を支えており、質の高い人材の確保が重要であります。」
物流・配送を支える人材確保と労働環境整備を成長上の重要課題として継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「質の高い人材の確保が重要であります。また、今後更なる事業拡大およびサービスの進化に挑戦していく際には優秀な人材を採用し、労働環境を整備して社員の定着を図ることが、当社グループの成長には不可欠な要素」
労働集約型の物流センター庫内業務・配送業務を含め、人材採用、労働環境、定着を成長要件としている。