日本銀行の発表によると、8月の企業物価指数は前年同月比7.6%上昇し、3カ月連続で7%を超えた。AI需要や原油高の影響で品目別にも上昇が広がっている。
8月の企業物価指数は、前年同月比で7.6%上昇したと日本銀行が発表した。市場予想の中央値7.4%を上回り、3カ月連続で7%台を維持している。
品目別には非鉄金属の上昇が43.3%に達しており、アルミニウムの値上がりとAI関連需要の高まりが銅価格の上昇を引き起こしている。情報機器も19.5%上昇している。
石油・石炭製品は14.7%、化学製品は13.9%上昇しており、原油を原料とするナフサ関連の品目で上昇幅が大きい。川下のプラスチック製品や飲食料品にも価格転嫁が進んでいる。
なお統計には現在の高水準の原油価格の反映はなく、足元の原油高は時間差を伴って企業物価に影響を与える可能性がある。広く原材料・エネルギーコストの上昇が物価押し上げ要因として指摘されている。