日銀総裁任期満了を控える中、次期総裁候補の推薦者リスト作成が進むが、日銀・財務省は官邸主導の人事に警戒感を示しており、推薦者リストの提出は無駄との見方が広がっている。
日銀の植田和男総裁は2028年4月に任期満了を迎える。次期総裁候補の選定作業が来年から本格化する見通しで、日銀・財務省内には官邸主導の人事に対する懸念が広がっている。
財務省では将来の事務次官候補とされる一松旬主計局次長が出世コースから外れ、東京税関長へ転出したとされ、左遷的な人事動きが指摘されている。
高市政権が利上げに批判的であることを背景に、抵抗勢力を排除するような人事の可能性が指摘され、日銀・財務省内で推薦者リストの提出は無駄だとの見方も広がっている。
日銀総裁は衆参両院の同意を得て、内閣が任命する。現任の植田総裁は戦後初の経済学者出身で、総裁選びでは日銀と財務省が候補者リストを作成するのが通例である。
(本文は全文未掲載のため、追加の公式情報は出ていない)