World Liberty FinancialとMOA Protocolがソウルで戦略的業務提携の覚書を締結。USD1を軸に医療ツーリズムや日常決済へ活用を広げ、MOA Cardの商用化も進む見込みで、日本市場への展開にも言及した。
ソウルのグランド・ハイアットで開催されたイベント「My Own Access: The Future of Borderless Wealth & Lifestyle」を通じ、World Liberty Financial(WLF)とMOA Protocolが戦略的業務提携の覚書(MOU)を結んだ。WLFのCBOであるライアン・バランタイン氏はUSD1を“使われるドル”として普及させることを目指すと語り、MOA Cardの年内商用化と韓国の医療ツーリズム協会との提携が発表された。
インタビューでバランタイン氏はUSD1のユースケース拡大を重視し、現実の生活での決済利用を促進する仕組みを強調した。MOAはUSDT経由でUSD1を使えるDeFi商品をすでに展開しており、MOA Cardを通じたUSD1のチャージ利用も年内に実現を目指す。韓国の医療ツーリズム市場は大きく、MOAは医療やホテル・飲食といった場面でUSD1を活用するネットワークを拡大する方針を示した。
今後の展望として、MOAと韓国の医療ツーリズム協会との提携をアジア全域へ展開し、日本市場でのUSD1活用機会を探る考えが示された。ライアン氏は「 USD1を買って貯めるだけでなく、使われる場を作る」ことを強調し、日本市場への進出意欲を表明した。MOA Cardの普及と流通網の拡大が鍵となり、USD1の実利用実績が今後の成長指針になるとの認識を示した。
ウォッチ項目として、USD1の実利用実績が時価総額より重視される指標になるとの考えが何度も言及された。MOA Cardの年内商用化とアジア展開、日本市場での上場機会の模索など、実需創出と流通拡大を通じた普及の加速が今後の焦点となる。