ジェコスが地盤工事の専門企業である日本基礎技術と業務提携を発表した。山留周辺の分野を中心に協業を通じて、米国案件の影響と業績の変動リスクが注目される。
2026年10月2日の取引終了後、日本基礎技術との業務提携をジェコスが発表した。提携は山留用の鋼材リースを軸に進められ、地盤を削孔して注入し固めるという地盤改良の核技術を両社で活用する方針とされている。
日本基礎技術は削孔と注入のコア技術に加え、専用機械の自社開発・保有・整備を特徴とする。熟練オペレーターの勘を機械へ移す「ノウハウの機械化」を進め、地盤改良や水処理、計測管理といった領域との相乗効果を狙っている。
最大のリスクは業績の振れ幅で、米国子会社が手掛けるLNG基地の地盤改良案件が連結業績を左右する構造にある。提携による業績影響は軽微との開示だが、長期的には事業形態の変化を伴う可能性があるとの見方もある。