Microsoftが、中国系の攻撃者がAIエージェントを使って侵入を自動化し、ConnectWiseのクラウドバックアップを経由したサプライチェーン攻撃に関与していると警告した。対象は世界の数百組織に及ぶ可能性があるという。
米Microsoftは、中国国家と連携するとされる攻撃グループ「Storm-0940」がAIエージェントを用いて侵入テストを自動化し、世界の多数の組織を標的にしていると発表した。Storm-0940はARTEXという侵入テストフレームワークを活用し、偵察からデータ持ち出しまでを自動で実行できるとされる。 ARTEXは表示言語を複数に切り替えられることも指摘されている。
ConnectWiseのクラウドバックアップ関連のサプライチェーン攻撃については、Storm-0940による分析とされ、顧客のMicrosoft 365環境で事前に付与された権限を利用して正規アプリになりすませる手口が説明された。攻撃者は2250以上の組織のテナントに対して毎分約2900回のサインインを試み、情報収集や新たな認証情報の追加、管理者権限の付与といった不正行為を実行したという。