SKハイニックス会長の崔泰源氏が、日本国内でメモリー半導体工場を設立する可能性を検討していると発言した。具体的な候補地は明言されず、日本投資の一案として提示された。1次情報は日韓商工会議所首脳会議での発言とされる。
仙台で開かれた日韓商工会議所首脳会議に出席した崔泰源会長は、米ブルームバーグのインタビューに応じ、日本での工場建設を「日本全域を見ている。電力と水が豊富な場所ならどこでも検討している」と説明した。ただし、候補地やパートナーは現時点で明らかにせず、日本への投資は可能性の一つだが、現時点で合弁工場を検討している事実はないとしている。
大韓商工会議所会長としての発言も併せ、日韓経済協力の重要性が強調された。AIや先端産業、サプライチェーン、エネルギー、スタートアップ分野での協力を具体化していくべきとの趣旨が伝えられた。
宮城県の地元メディアは工場建設の可能性に注目。宮城県は仙台近郊に30ヘクタールを超える工業用地を確保し、工業用水と電力が豊富で人材確保にも有利と評価され、県は半導体関連企業の誘致活動を進めている。
韓国のネット上では、日本に工場を建てる可能性を肯定的にも疑問視する声が混在したほか、日本との半導体協力や日韓経済協力の拡大が話題となった。