沖縄県内の災害時における通信の早期復旧を目指し、海上自衛隊沖縄基地隊と主要携帯4社が詳細な協力体制を定める協定を締結した。協定は平時からの情報共有や訓練を含み、災害時には通信機器や復旧人材の輸送・提供を相互に支援する内容となっている。
沖縄県内での災害発生時における通信サービスの早期復旧を目的として、海上自衛隊沖縄基地隊と株式会社NTTドコモ、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社の5者が細部連携協定を締結した。
本協定は、災害発生時には海上自衛隊の船舶などを活用した通信機器や復旧要員の輸送支援、活動拠点となる施設や電源機材の提供など、相互に協力して通信確保を図る内容である。平時には定期的な情報共有と合同訓練を実施する。
協定の背景として、沖縄県の地理的特性により離島が多く通信復旧に必要な機材や人員の輸送が制約される点が挙げられており、2026年1月20日に締結された別の協定を踏まえ、沖縄県内での運用をより実効的にすることを目的としている。
協力事項には災害時の優先的な輸送支援、情報共有の確立、復旧活動の拠点となる施設や電源機材の提供、平時の訓練の実施などが含まれる。今後も有事に備えた連携強化と訓練の継続が予定されている。