ソラコムの27年3月期第1四半期の業績は売上高3,384百万円、前年同期比52.1%増で、海外での浸透が進みリカーリング収益も拡大した。通期では31年3月期の売上高50,000百万円達成を目指す。
ソラコムは27年3月期第1四半期の連結決算で、売上高が3,384百万円となり前年同期比で52.1%増と大幅に伸びた。営業利益は215百万円で前年同期比69.3%増、継続的に収益を生むリカーリング収益は2,742百万円、同48.6%増。グローバル売上高は前年同期比47.0%増、海外市場の浸透が業績を押し上げており、リカーリング比率は50.5%と過半を占めている。
一方、売上総利益率は47.0%と前年同期の55.0%から低下した要因は、ミソラコネクトを連結化したことによる一時的影響である。この影響は通期には50.3%へ回復する見通し。ソラコムはMVNO事業を分社化しているミソラコネクトとのシナジーを期待しつつ、データ分析やAI機能を活用して付加価値を高め、競合と差別化を図っている。
海外展開の強化と顧客基盤の拡大は継続しており、新規顧客の獲得にも取り組む。スマート分電盤のSPAN社サービス採用など新規顧客開拓が進む中、IoTデータ通信の周辺サービス拡充を進め、現地販売体制を大幅に強化せずに拡販する体制を整えている。
31年3月期にはオーガニックとインオーガニックの両面で売上高50,000百万円を目指す計画で、リカーリング比率を70–80%、インオーガニック比率を20–30%とする見通し。海外での成長の可能性とリカーリング収益の拡大を背景に、投資判断は新規Overweightとしている。