シマノが釣り具大手ジャッカルの全株式を取得したと発表。取得額は非公表だが、買収後もジャッカルは独立性を維持し、小野俊郎社長が引き続き社長を務める。
シマノは釣り具のルアーを手掛けるジャッカル(大津市)の全株式を買収したことを発表した。取得額は公開されていない。買収は丸紅系の投資会社アイ・シグマ・キャピタルの投資組合とジャッカル創業者の小野俊郎社長からの株式取得を含む。
ジャッカルは独創的な設計とデザインで知られ、バス用の「フリックシェイク」やトラウト用の「TIMON」などのルアー開発で評価されている。年間売上高は約40億円程度とされる。
シマノは買収後もジャッカルの独立性を維持し、小野氏が引き続き社長を務める予定。両社はこれまで10年以上にわたりロッド開発で提携してきた。
シマノは釣り具事業を自転車部品と並ぶ中核と位置づけ、2026年12月期の計画で売上高が1235億円、営業利益が114億円と見込まれている。今回の買収は相乗効果を狙い、ルアー領域の強化を狙うとみられる。