マーケットリサーチセンターが、日本のオートインジェクター市場について、2026年から2035年までの市場規模・動向をまとめた調査レポートを公表しました。2025年時点の市場規模は約1億886万米ドル、2035年には約4億9,279万米ドルへ拡大すると見込まれています。
日本のオートインジェクター市場は、高齢化の進展と在宅医療の普及を背景に、今後大きな成長が期待されるとされている。プレフィルド型や使い捨て型など、用途や投与経路、エンドユーザー別の需要が多層的に拡がる見通しだ。
調査は、2025年時点の市場規模を約1億886万米ドル、2026年~2035年の年平均成長率を16.3%とし、2035年には約4億9,279万米ドルに達すると予測している。関節リウマチや糖尿病など慢性疾患の長期治療に対応するデバイス需要が拡大するとしている。
新製品の承認・商業化も市場成長を後押ししており、2024年にはエーザイと日本メダックがMetoject® Subcutaneous Injectionの販売を開始した事例が挙げられている。高粘度薬剤にも対応するデバイス設計の重要性が指摘されている。
在宅医療の普及、スマート機能を備えた連携デバイスの開発、薬剤特性に適した投与機構の設計など、今後の競争要因として挙げられている。主要企業にはニプロ、テルモ、大塚製薬、SHL Medical Japanなどの名が挙げられており、デバイスと薬剤の組み合わせ開発が重要とされている。