機電株式会社(大阪・高槻市)は長年の省力化機械設計製造の強みを背景に、従業員の雇用を守りつつロボットSI企業・JRCへ事業譲渡するM&Aを成立させた。成立までには採用不足などの経営課題を解決する道として時間をかけて決断を待つ状況が続いた。
機電株式会社は創業60年を超える省力化機械の設計・製造を手掛け、大阪の本社工場を拠点としてきた。近年は採用難が深刻化しており、ロボットSI事業を持つ株式会社JRCのグループに加わることを決断する。代表取締役の小畑武史氏と、JRC代表取締役の浜口稔氏が成約直後の道筋を語る。採用の空白が続く中で後継者不在の問題を背景に、M&Aを検討する選択肢が現実味を帯びてきた。