TREホールディングスが新たな中期経営計画2030を公表。公民連携と動静脈連携の強化を基本戦略に掲げ、解体事業の進出やM&Aを推進する方針を示した。最終年度は2031年3月期で売上高1350億円、26年実績比約2.5倍を目指す。
TREホールディングスは今後5年間の新中期経営計画2030を発表した。これまでの既存事業の強化に加え、ホールディングス全体の連携機能強化を新たな基本戦略とする。公民連携と動静脈産業間の連携を加速させ、M&Aや資本業務提携を推進する方針だ。
具体的には国内資源循環の強化を重視し、千葉県市原市に約33万平方メートルの事業用地を確保するほか、鉄スクラップの高品位化を進める設備投資を段階的に進める。現在の拠点での前処理・選別機の強化や新設拠点の検討を挙げている。
海外展開については現時点で交渉が合意に達している案件はないが、アジア圏を中心に機会があれば進出を検討する方針。リサイクル分野のM&Aやパートナーシップを通じて資源循環の枠組みを構築する。
収益面では2021年度末の中計の見直しを受け、最終年度に売上高1350億円、2030年代には3000億円を目指す。高品位スクラップの安定供給と再エネ活用を組み合わせ、事業の安定性と成長の両立を図る。