プロキシマ・フュージョンがドイツ北西部に核融合炉向け超伝導テープ工場を建設する計画を発表し、総投資は約1億4000万ユーロ、資金援助は州政府からも承認されている。
核融合炉向けに不可欠な高温超伝導テープを製造する工場へ、プロキシマ・フュージョンが1億4000万ユーロを投資する計画を明らかにした。新工場はドイツ北西部のニーダーザクセン州に建設され、同社のエネルギー技術の部材供給を強化してアジア依存を減らす狙いがある。
ドイツ政府と民間資金を活用する計画で、ニーダーザクセン州政府は2100万ユーロの資金提供をすでに承認している。工場の建設決定は、同社が4億1100万ユーロを調達してから数カ月後に下された。
高温超伝導テープは核融合プラズマを閉じ込める磁場の生成に不可欠で、現状の生産は主に中国と日本が担っている。ドイツ国内での自社生産はサプライチェーンの安定化と量産化の基盤づくりを目指す。