両備グループは2026年10月16日、FA事業の新会社Forustra Partners & Co.を設立した。外部企業の成長戦略支援を目的とするFA事業を初めてグループ内で展開する。
両備グループは2026年10月16日に、企業のM&Aを財務アドバイザーとして支援するFAアドバイザリー会社Forustra Partners & Co.を設立したと発表した。新会社はグループとして初のFA事業の展開となり、外部企業の成長戦略や企業価値向上を支援する役割を担う予定だ。
社名のForustraは“For you, Strategy”(あなたのためのM&A戦略を)を由来とする。案件ごとに最適な遂行戦略を提案し、顧客と共により良い未来を目指すことを意図している。代表取締役マネージングディレクターは中園章寛氏で、投資銀行や証券会社、会計系ファームで22年のFA業務経験を有する。
同氏は両備グループの投資戦略も担当しており、投資後の価値創出を見据えた助言が可能と説明。一方で案件ごとの独立性を重視し、グループ内の情報遮断措置を講じて顧客利益を最優先に業務を遂行する方針だ。提供サービスはプロセス設計やストラクチャー検討、定量条件検討、交渉戦略立案といったM&Aプロセス全般の支援となる。
中園氏は高付加価値の助言を重視して案件を推進すると述べ、西日本を含む全国の顧客に高品質な助言を届けたいとの考えを示している。新会社は両備グループの知見とネットワークを活用しつつ、独立性を保って顧客企業の企業価値向上を支援する姿勢を取るとしている。