M&Aキャピタルパートナーズは通期予想を上方修正した一方、成約件数予想は引き下げとなった。大型案件の比重上昇が利益を押し上げたとされ、ストライクグループは通期計画を据え置いた。
MACPは2026年9月期第3四半期までの決算で最終利益を6%上方修正し、通期予想を引き上げた。一方、ストライクグループは同期間の決算で通期計画を据え置いた。
両社の売上進捗は大きくは差がなくMACPが72.9%、ストライクが71.1%とほぼ同水準で推移している。しかし、MACPの営業利益率は約39.3%とストライクの約32.0%を上回っており、利益の積み上がりに差が出ている。
MACPの上方修正の背景には、総成約件数を298件から282件へ引き下げつつ、1件あたりの手数料が高い大型案件の比重を63件→66件へ引き上げたことが挙げられる。第4四半期に残る成約81件のうち大型案件は21件を想定しており、大型案件中心の構成が利益を押し上げたとされる。
ストライクは決算資料の主要指標が概ね近いレンジで推移する一方、第4四半期に残る最終利益約32.2%を計画の範囲内に積み上げることが次の焦点となるとされている。MACPとストライクの違いは、件数よりも利益化の構造が影響していると読み取られる。