片山財務相は3日、ベッセント米財務長官が日銀の独立性を巡って苦言を呈したとする報道について「問いただされたことはない」と否定した。
高市首相へG20財務相・中央銀行総裁会議の報告を行った後、片山氏はベッセント氏とこの1年近く議論を重ねてきたと説明し、米側からの注文は特にないと強調した。日銀の独立性に関する不満を示したとの一部報道を否定した。
米紙ニューヨーク・タイムズはベッセント氏が今年5月の訪日時に片山氏と夕食を共にした際、「日銀の独立性が十分でないのはなぜか」などと高市首相の経済政策に不満を示したとしていた。
この報道を受け、日本政府関係者は事実関係を訂正しつつ、日銀の独立性を巡る発言の真偽について説明を求められる場面があった可能性を示唆している。