Healthy Choice Wellnessはデータセンター企業との逆合併を通じてデジタルインフラ分野へ事業転換を目指すと発表。合併後はHost Digital InfrastructureがHCWC株の大半を支配し、上場企業への移行を目指す。
米国のHealthy Choice Wellness Corp.(HCWC)は、データセンター企業Host Digital Infrastructureとの逆合併契約を締結し、ウェルネス小売業からデジタルインフラ分野へ軸足を移す方針を示した。HCWCは既存店舗の業績評価と事業規模の適正化を通じ、店舗レベルの収益性向上と資金流出の削減を図るとしている。
HCWCが提出した四半期報告書(Form 10-Q)によれば、2026年6月30日時点の現金および現金同等物は90万ドル、運転資本は660万ドルのマイナスで、過去6か月の純損失は670万ドルとなっている。これを踏まえ、事業継続企業としての存続に「重大な疑義」があるとされている。
契約条件によれば、合併後はHost DigitalがHCWC株式の96%を支配する予定で、HCWCの新CEOにはHarmol Samra氏(10X Infrastructure Partners代表)が就任する見込み。
Host Digitalは2026年8月7日、オクラホマ州北東部のデータセンターで、社名非公開の非上場クラウドインフラ企業との間で43MWの容量を15年間賃貸する契約を締結。基本契約期間中の売上高は12億5,000万ドル、最大更新時には売上高が32億ドルに達する可能性があり、収益計上は2027年第1四半期に開始予定。株主総会は8月27日を臨時開催予定。
近年はデータセンター事業へ急速に経営資源を移す事例が増える一方、HCWCはウェルネス事業を継続する方針で、規模の経済を追求するため新たな店舗買収も検討している。