米利上げ観測を背景に東京市場は小反落。日経平均は前日比−93円程度で終え、短期金融市場の無担保コール翌日物は0.977%、ドル円は159円台半ばへ軟化。
米国の利上げ観測が重く重荷となる中、東京市場は小幅に反落した。日経平均株価は前日比で約93円安の水準で取引を終え、AI関連株や半導体関連株が売られた一方、押し目買いが下げ幅を縮小させた。TOPIXは8連騰を維持して終値は小幅高に転じなかった。
債券市場では長期金利の水準が上昇を続け、先物は3日続落。短期金融市場の無担保コール翌日物の取引は0.977%と高止まり、金利の先高感が強まった。為替市場ではドル円が159円台半ばへと軟化する場面があり、欧州勢の参入を背景に円買い・ドル売りの動きが見られた。
原油・金市場も動きが続く。WTIは3日続伸し円安材料を背景に上昇、金先物は大幅安で推移した。経済統計では鉱工業生産の小幅上昇や住宅着工の増加などの発表があり、経済の局所的な改善を示す。
ニュース要点として、日銀総裁の発言要旨や財政・金利見通しに関する報道が併記され、米中の外交・軍事動向にも注意が払われた。
今回の要点は、米利上げ観測の影響が株式・債券・為替市場の各セクターに散発的な動きを与えたことと、短期市場の金利水準が高止まりしている点である。