三菱マテリアルはタングステンの調達をベトナムへ切り替え、中国の輸出規制の影響を受けた代替措置を進めている。6月には超硬工具部材の価格が大幅に上昇したとの報じられている。
三菱マテリアルはレアメタルであるタングステンのベトナムからの調達を開始した。従来は中国からの輸入に頼っていたが関係する輸出規制を受け、代替として再生材を含む調達を進める方針を打ち出した。
この異例の代替調達により国内のものづくり現場への供給を確保することを目指しており、同社は価格上昇を招く要因となっていた超硬工具部材の供給安定化を重視している。6月には該当部材の価格を3倍以上に引き上げたとの報じられ、規制の長期化が価格動向に影響する可能性が指摘されている。
中国の輸出規制が続く場合には、さらなる値上げの可能性があるとの観測がある。今後の動向としては、ベトナム調達の安定性と国内供給の影響度、価格水準の推移に注目が集まる。