JFEスチールはインドのJSWスチールと共同運営する製鉄所に大型高炉を新設し、現状の粗鋼生産能力を30年を目処に倍増させる。あわせてBhushan Power& Steel株式の50%を取得することも発表した。
JFEスチールは23日、インド鉄鋼大手JSWスチールと共同運営する製鉄所に新たに大型高炉を設置する計画を公表した。新設高炉の導入は、同製鉄所の粗鋼生産能力を現在の水準から倍増させることを目的としている。
今回の発表には、JFEがインド市場を成長の軸に据え、日本国内の事業環境が低迷する中でインド市場の拡大を狙う意図が含まれるとされる。
JFEは6月、JSWスチール傘下のBhushan Power&Steel(BPSL)株式50%を1575億ルピー(約2600億円)で取得し、新たに合弁体制を築くこととなった。
この動きは、日本製鉄をはじめとする国内鉄鋼企業のインド展開を加速させるとの見方がある一方、インドの設備投資拡大と需給動向に留意が必要とされている。