日本初の3Dプリンタ住宅メーカーであるセレンディクスと、JA三井リースが業務提携契約を締結した。提携は3Dプリンター建築の普及促進と新たなサービス創出を目的としている。
日本初の3Dプリンター住宅メーカーであるセレンディクス株式会社と、JA三井リース株式会社が業務提携契約を締結した。提携の狙いは、セレンディクスが展開する建設用3Dプリンターや施工機材の導入を、JA三井リースのファイナンス機能を使って促進すること、そして同技術を活用した施設・店舗の営業連携や新サービスの検討を進めることにある。
背景として、地震や台風、豪雨といった自然災害への耐性が求められる一方、建設業界では人手不足と資材価格の高騰、老朽化したインフラの更新需要などが課題となっている。こうした状況の中、3Dプリンター建築は住宅分野だけでなく災害復興やインフラ整備にも活用が期待され、普及が進むと見込まれている。
セレンディクスは省人化・短工期化・品質安定性・設計自由度の向上・環境負荷低減を同時に実現する3Dプリンター技術を強調しており、住宅分野だけでなく幅広い事業展開を目指している。今回の提携により、同社の技術とJA三井リースの全国的な顧客ネットワークが組み合わさり、建設業界の課題解決に資する新たなソリューションの創出が期待される。
また、JA三井リースは「技術革新による豊かな社会の実現に貢献」をマテリアリティに掲げ、サステナビリティ経営と5カ年計画「Sustainable Evolution」に基づくパートナー連携を強化している。今回の提携を通じて、先進的な3Dプリンタ技術と同社のファイナンス機能・顧客基盤を組み合わせ、社会課題の解決と新規事業機会の創出を目指す。