日本ハムファイターズはファーム施設の移転候補地を恵庭市西島松・南島松地区の約46ヘクタールに内定した。2028年着工・2030〜31年開業を目指し、同地区の新市街地開発計画と結び付く形で進む見通しだ。
北海道日本ハムファイターズは7月2日に恵庭市のファーム移転候補地を正式に内定した。候補地は恵み野駅と島松駅の間に広がる約46ヘクタールの土地で、開業は2030〜31年を想定している。今回の移転は単なる球場新設ではなく、西島松地区の新市街地開発計画と結び付く構図となる。
恵庭市は西島松・南島松を新市街地候補として検討してきた。地権者を対象とした土地利用意向調査を2024年に実施し、都市計画マスタープランの2025年改定にも新市街地整備を位置付けている。開発は住宅・商業・教育・公園・公共交通などを組み合わせた複合的な街づくりを想定している。
開発の進行には、地権者同意の取得が進んでいる点が挙げられる。6月下旬時点で約99%の面積について同意が得られており、市は約15億3,000万円の補正予算を計上して測量・物件補償・建物解体・埋蔵文化財調査などを進める方針だ。一方、球団と市の負担分担や具体的な事業費などの全体像は今後協議される予定である。