コーナン商事がアレンザホールディングスへのTOBを実施し、所有関係を持分法適用会社に変更することで、地域網の補完とペット分野の強化を図る次の一手を疋田直太郎社長が語った。人口減少やEC対策が進む市場環境の中、両社の協業で成長戦略を描く。
ホームセンター業界の再編が進む中、コーナン商事はアレンザHDへのTOBを通じ、同社を持分法適用会社とすることで地域網の補完と事業補完を狙っている。両社の店舗網が重複せず、相互補完が期待できると説明されている。
地域面の補完として、アレンザHDが東北・中部・中国・四国などに強い店舗網を持つ一方、コーナンは全国展開しているが特定地域での店舗数が少ない点を互いにカバーできるとした。
事業面の補完として、アレンザHDのペット事業や専門店のノウハウを取り込み、これまで手薄だったペット分野を強化する意向を示した。商品開発・物流・店舗運営などで協業を進める構えだ。
今後はPBやプロ市場、EC、海外展開などの領域での協業を拡大し、相互のノウハウを活用した成長戦略を描く方針を確認した。