オーストラリアのライナス・レアアースは今年初めに買収交渉を行ったが成立せず、CEO選定は一時的に中断された。ラカズCEOの退任発表と暫定CEO起用も伝えられている。
オーストラリアのライナス・レアアースは今年初め、買収交渉を行ったと公表したが、協議は進展せず成立に至らなかったとされる。投資家複数人の話として、ジョン・ハンフリー会長はこの交渉をきっかけにCEOの後任選定作業を一時中断したとされた。
同社は西側の電気自動車や風力発電、電子機器などの重要金属の供給網確保において戦略的資産と位置づけられており、オーストラリア政府の規制当局の承認が必要となる点も指摘された。買収交渉の途中経過については公式な言及は控えられている。
ラカズCEOは1月13日に退任を発表しており、後任選定が完了しなかったためハンフリー氏が説明していたことが伝えられている。投資家の話では、CEO選定自体が4カ月半にわたり中断していたとの見方もある。
ライナスは声明でCEO選定が中断されたかどうかには触れていなかった。退任前に選定プロセスが完了しなかったため、ポール・ル・ルー氏を暫定CEOに起用したとされ、CEOの選定は継続中であると付け加えられた。