亀田製菓の旗艦ブランド「亀田の柿の種」は60周年を迎え、国内米菓売上No.1の地位を維持。製法のこだわりは生地づくりにあり、工場内で蒸しから焼き、包装まで一貫生産している。
今年発売60周年を迎えた亀田製菓の旗艦ブランド「亀田の柿の種」は、年間販売数量が約1億袋を超え、国内米菓売上1位の地位を堅持している。柿の種とピーナッツの組み合わせが長年支持され、その秘訣は新潟の亀田工場に導入されたこだわりの製法にある。
亀田工場は本社とGRIC(グローバル・ライスイノベーションセンター)を同敷地内で運用し、「柿の種」を中心に他製品の生地づくりから焼き、包装までを一貫して製造している。
生地づくりの工程は、米粉とでんぷんを蒸練機で蒸し、生地を餅状にする蒸米工程から始まり、1回あたり約300キロの生地を作る。練り工程で空気と水を絡ませることで柿の種の食感を生み出す。
練り上がった生地は約1メートルの長さにカットされ、冷蔵庫で約18時間寝かせて硬化させた後、約1.6ミリ厚に断面を切断する。1秒あたり約1500粒の生地が作られ、乾燥機で水分量を整えた上で約3時間寝かして均一性を保つ。