三菱電機はポーランドの鉄道機器企業メドコムを買収し、欧州での事業拡大を図ることを発表した。オランダ子会社を通じ全株式を取得する予定で、9月までの手続き完了を目指す。
三菱電機は7日、鉄道向け電気機器を手掛けるポーランドのメドコムを買収すると発表した。欧州市場での鉄道関連需要の取り込みを通じ、環境負荷の低い移動手段としての鉄道の役割が注目される中、同社の事業拡大を目指す。
メドコムは鉄道車両の空調や照明に電力を供給する補助電源設備の製造・販売を行い、三菱電機製のパワー半導体を搭載した製品開発も手掛けてきた。2025年の売上高は6億1000万ズウォティ(約260億円)、従業員は約450人に上る。
三菱電機はオランダの子会社を通じてメドコムの全株式を取得する。取得金額は非公表で、完全子会社化により経営効率の向上と事業競争力の強化を図る。 regulatorの承認を経て、9月までの手続き完了を目指す。
今回の買収によって欧州での鉄道向け電源・設備関連事業の拡大が見込まれるが、今後の実際の運用や影響については正式な開示を待つべき。