アジア株は総じて上昇、韓国は強気相場入りが視野され、テンセントは下落。サムスン電子などへの大型投資が利益率圧迫の懸念材料となっている。
アジア株は米国のインフレ鈍化を背景に総じて上昇。香港ハンセン・中国・上海・台湾など主要市場が堅調で、韓国総合株価指数は4営業日続伸となっている。サムスン電子とSKハイニックスが相場上昇を牽引しており、シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスが直接投資を計画しているとの報道が材料視されている。
一方、香港市場のテンセントホールディングスは3.8%安。四半期決算は売上が市場予想を上回ったものの、AI投資拡大に対する懸念から株価が下落。設備投資額は前年同期比176%、前四半期比65%増と巨額だとして、中長期の利益率を圧迫するとの見方が広がっている。米モルガンスタンレーとゴールドマンザックスが目標株価を引き下げている。
豪州株は続落。豪中銀の総裁補佐はインフレリスクが上振れする可能性を示唆し、追加利上げの可能性を示唆する一方で、これまでの利上げ効果で消費抑制が進んでいるとの見方も示した。