三菱重工業は10MW級ターボ冷凍機「JHT-Z270I」が米国でETL認証とAHRI認証を取得したと発表。これによりAIデータセンター向け電力・冷却ソリューションの米国展開が加速する。
三菱重工業は10MW級ターボ冷凍機JHT-Z270IのETL認証とAHRI認証を取得した。米国市場での販売が可能となり、同社のAIデータセンター向け電力・冷却ソリューションの米国展開が進む見通しだ。
JHT-Z270Iはモジュラーチラープラント(MCP)の中核機器として採用され、データセンターの電力使用効率(PUE)と水使用効率(WUE)の向上に寄与する。長年培ってきた圧縮機技術を活かし、大容量かつ高効率な冷却性能を提供する。
国内市場で約60%のシェアを持つ同社の冷却機器技術を背景に、AIインフラ向けの高効率ソリューションの商用展開を加速させる。今後も電力・冷却・エネルギーマネジメントを統合した製品群の拡充とパートナー連携を推進していく。
AIデータセンターの普及に伴い、計算性能だけでなくToken per Wattなどのエネルギー効率指標の重要性が高まっており、JHT-Z270Iはこうした要求に応える中核設備として位置づけられている。