リコーとエトリアは回収品の部品と資源を活用して最新世代の複合機を消費地近くで生産する Circular New の取り組みを開始。第一弾として日本・フランス生産品の新規資源使用率を約21%まで低下させる。
Circular New は、回収した製品を再製造するのではなく、資源や部品をそのまま活用して新造機を生産するモノづくりの考え方として設計・生産・利用・回収を一つの循環として捉える。リコーとエトリアはこのコンセプトを基に、画像機器の設計段階から部品の長寿命化や共通化、分解しやすさを組み込み、部品状態をデジタルで把握して活用する技術を併用する。
生産面では従来の集約生産に加え、消費地近くの拠点で資源を回収し、新しい製品へ循環させる体制を整備。第一弾として御殿場事業所(日本)とETRIA MANUFACTURING FRANCE が消費地生産を開始し、日本・フランス生産品の出荷を 2027 年前半から開始する予定。
第一弾の対象機はリコーの A3 モノクロ複合機「RICOH IM 6010/4510/3510/2510」。新規資源使用率は日本・フランス生産で約21%となる見込みで、回収部品を使っての新造機生産は業界初とされる。
リコーグループは長期目標として新規資源使用率を 2030 年に 60%、2050 年に 12%まで引き下げる方針を掲げ、2030 年にはエトリアのエンジンシェアを 30%目指す。Circular New は成長戦略の柱として位置づけられる。