米長期金利の低下で米株が買い先行となる中、東証グロース市場250指数先物は売買が交錯する展開となり、前日比の動きを見ながら上値と戻り売り圧力が意識された。
4日の東京株式市場では日経平均株価が反発して始まり、AI・半導体関連銘柄に買いが先行する一方、東証グロース市場250指数先物は売り買いが交錯する展開が見込まれた。個別銘柄ではソフトバンクグループやアドバンテスト、フジクラなどが買われ、日経平均は一時300円を超える場面があった。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の発言を受けて、足元のインフレ動向が鈍化する兆しがあるとの見方が広がり、今後の指標次第でFOMCでの利上げ据え置き観測が強まる可能性があるとの観測が示された。これを受け米長期金利は低下し、景気敏感株や超大型テック株を中心に買いが優勢となった。
東証グロース市場250指数先物は朝方に買いが先行する Scenario が想定されたものの、上値では戻り売り圧力も意識され、短期的な調整が進む形となった。日足チャート上の抵抗線として5日移動平均線や一目均衡表の転換線、ボリンジャーバンドのプラスシグマが挙げられた。
夜間取引では先物が785ptで取引を終え、上値のめどを795pt、下値のめどを770ptとする見方が市場関係者の間で出ている。今後の焦点はFOMCでの政策判断と発表される経済指標の内容となり、米金利動向の影響が相場全体を左右しそうだ。